G6PD欠乏症とは
G6PD欠損症とは、血液中に含まれる細胞である「赤血球」が、ある一定の条件を満たすと破壊されてしまい、貧血を起こしてしまう先天的疾患の1つです。赤血球は血液中に含まれる細胞であり、酸素を運ぶ役割があります。赤血球には「グルコース6リン酸脱水素酵素」と呼ばれる酵素が欠かせません。この酵素のことを略して「G6PD」と呼びます。G6PD欠損症の方は、生まれつきこの酵素が少ない、または機能が不十分であるため、赤血球が体内で破壊されて貧血が起こりやすくなっています。溶血性貧血が起きると、めまい、立ちくらみ、動悸、息切れ、だるさ、疲れやすさ、倦怠感などの貧血症状が出現します。
G6PD検査 ※1
G6PD欠損症の人が高濃度ビタミンC点滴をすると、赤血球が溶ける溶血を起こす可能性があるので、事前に検査する必要があります。
※白玉点滴(グルタチオン点滴)のみご利用の方は検査の必要はありません。
ランセットで指先から少量採血させていただきます。2分程度で計測できます。