G6PDは、抗酸化成分の濃度維持に重要な赤血球にある酵素です。この酵素が遺伝的に欠損していると、高濃度ビタミンＣ点滴を受けた際に溶血発作を起こすことがあります。検査を事前に行い、安全に高濃度ビタミンC点滴を受けられるか確認します。
高濃度ビタミンC点滴を受けられるか確認します

ビタミンCを経口摂取するのと、点滴により血管内にとりこむのでは、血中濃度で10～100倍以上と大きな差があります。ビタミンC血中濃度を飛躍的に上昇させると短時間で全身に行き渡り、高い抗酸化作用が得られ、アンチエイジング、美白などの美容効果、疾患予防、身体機能の改善に効果があります。

疲労感に対しては、経口摂取と比較すると即効性があります。美容目的での施術の場合は、早くて2週間後くらいから効果を実感することができますが、個人差があります。

点滴が挿入されている部位はなるべく動かさないようする必要があります。もし、点滴が落ちていない、血液が逆流しているなどがありましたら、スタッフをお呼びください。また、高濃度ビタミンC点滴には利尿作用があり、喉が渇いたりトイレが頻回になる場合があります。施術前に必ずお手洗いをお済ませください。

高濃度ビタミンC点滴の効果は長くても1週間程度です。効果を実感し続けたい場合、定期的に施術を受けることが必要です。美容目的の場合、初めの１ヶ月は1週間に1度、それ以降は１ヶ月に１度の頻度で施術を受けるのが望ましいです。