多数の歯科衛生士が在籍しています
当院には、歯科衛生士が多数在籍しています。
そのため、治療の際にはなるべく同じ歯科衛生士が治療を担当し、お口の中の健康状態を管理することが可能です。
同じ歯科衛生士が担当することで、小さな変化にもより早く気付くことができ、むし歯や歯周病を未然に防ぐことができる可能性があります。
位相差顕微鏡の使用
口腔内には約500~700の細菌が生息しており、この口腔内細菌が歯周病の原因となります。
当院では、位相差顕微鏡を使用して口腔内細菌の種類や量などを検査します。細菌の種類によって治療方法も異なりますので、しっかりと確認したうえで一人ひとりに適切な治療方法をご提供いたします。
口腔細菌検出装置「orcoa」の導入
口腔内の細菌を検出する装置「orcoa」を導入しています。
歯と歯の間に器具を入れて歯垢(プラーク)を採取し、検査キットにセットすることで歯周病の原因となるP.g菌の検出が可能です。
歯周病菌は全身の不調につながりますが、中でも認知症の方からP.g菌が検出されたことが話題になっています。
簡単な検査を受けるだけでP.g菌の数値化が可能となり、必要な治療を明確に判断することができます。
治療方法
スケーリング
スケーラーという専用の器具で、歯の表面に付着した歯垢や歯石を除去する治療のことをスケーリングといいます。
毎日ご自宅で行うブラッシングだけでは除去しきれない歯垢や歯石を徹底的に除去することで、歯周病の進行を防ぎます。
SRP
スケーリングとルートプレーニングという2種類の処置を組み合わせた治療のことをSRPといいます。
スケーリングでは、歯石や細菌の塊を除去し、ルートプレーニングでは歯周ポケット内の歯石や汚染されたセメント質を取り除き、歯の表面がツルツルになるように仕上げます。
歯周組織再生療法(リグロス)
歯周病が進行して土台となる歯槽骨の吸収が起こっている場合は、歯周組織再生材のリグロスを塗布し、組織の再生をします。
リグロスの成分には、細胞を増やすことのできる成長因子が含まれており、歯周病によって破壊された歯周組織を再生させることができます。
外科処置
歯根部分まで歯石が溜まっているような重症の方の場合には、歯肉を切開して歯石を除去する治療を行います。
また、歯の土台となっている歯槽骨が吸収されている場合は、歯周組織の再生療法を行い、歯の土台を確保します。
レーザー治療
レーザーを歯ぐきへと照射させることで、細菌の定着や歯肉の炎症を抑制し、歯周ポケット内の殺菌を行うことができます。
痛みも少なく、治癒も早くなるため患者さまの負担を軽減することができます。
歯周内服
口腔内に存在する細菌の種類や数を検査して、適切な薬を処方させていただきます。
適切な薬を決められた期間服用することで、歯周病菌に侵されている歯ぐきを少しずつ改善することができます。